- 法人名で銀行口座を開設できます。
- 法人名で契約を締結できます。
- 社会的信用を得られやすくなります。
- 助成金・融資制度などの対象に。
1. 法人名で銀行口座を開設できるということは、今までのように誰かの銀行口座を借りて団体のお金を管理する必要がなくなるということです。そう多くない金額を管理するならば問題は無いと思いますが、徐々に金額が増えていけば、心配が増えていくことになります。団体のお金が100万円を超えたくらいを目処に、NPO法人化する例が多いようです。
2. 法人名義の携帯電話やクレジットカード(発行会社の審査有り)を持つことができます。また、不動産の賃貸借契約や、自動車、不動産の名義人になることも可能です。「個人所有の財産とは切り離し、団体が財産を所有できる」という法人の基本的な機能を持つことができます。
3. 法人化によって社会的信用が増す場合があります。例えば銀行振込による寄付を募る場合に、寄付する方は口座名義を確認します。NPO法人になっていなければ、寄付を募る団体の名前ではなく、個人名(法人化していなければ、団体のお金を管理する個人の口座になります)の口座名義になってしまい、あらぬ誤解を招く可能性があります。
4. 地方自治体や財団等の助成金制度や融資制度には、NPO法人を対象にしたものが数多くあります。もちろん審査があり、必ず使えるわけではありませんが、こういった制度を利用することができるようになります。